プラザ KWA


#15-018   『鎌倉江の島七福神巡り 』   宿島喜八郎 (会員No.1003 島田市)  

“年末ジャンボ宝くじ”も例年の如く当たらず寝正月を決め込んだ為、青春18切符が余ってしまい使用期限も間近だったので、今年最初の例会をお休みして、末広がりのこの日に開運を願い“鎌倉江の島七福神巡り”に行って来ました。

鎌倉江の島七福神は、鎌倉七福神に江島神社を含めた、3社5寺で構成されています。

鎌倉は幾度となく訪れていますが、今回は江島神社をスタートし鎌倉方面に向かって浄智寺をゴールとするコースで巡拝する計画です。

まずは“江ノ島電鉄”藤沢駅で1日乗車券“のりおりくん”を購入して、我が人生初の“江ノ電”に乗車、江の島駅で下車し頭上を乱舞する“トンビ”に恐怖を覚えながら江の島弁天橋を渡り“丸焼きたこせんべい”に並ぶ行列を横目で見つつ辺津宮を目指して石段を登って行く。曇り空の寒い日で5枚も着込んでいたので、辺津宮に着く頃にはじんわり汗がにじむ。右隣の社務所で“飾り色紙”を購入して、今日初めてのご朱印(江島弁財天)をいただく。

江の島駅まで戻り長谷駅に向かう。車窓からは沖のヨットの帆が孕んでいるのが見える。3年後にはオリンピックのセーリング会場になる海だ。しばらく揺られていると極楽寺駅の駅名標が見えてくる。40年程前に《江ノ電廃線の危機》を救った『俺たちの朝』の記憶が甦る。「オッス(勝野洋)、チュー(小倉一郎)、カーコ(長谷直美)、ヌケ(秋野太作)・・」、そういえば「中村雅俊」主演の『俺たちの旅』もよく観ていた。あの頃は「カースケ」よろしくGパンに長髪だったのに・・・。

長谷駅で降り北へ、長谷寺の手前の細い路地に入って行くと御霊神社の横手に出た。社務所でご朱印(福禄寿)をいただき、来た道を戻る。途中に長谷寺の駐車場に入る入口を見つけ拝観料を納めて境内へ、入ってすぐ左の朱印所に飾り色紙を預け拝観順路で散策、蝋梅・白梅等が咲き始めており春の訪れを感じる。お参りした後、朱印所に戻りご朱印(大黒天)をいただく。

続いて長谷駅より鎌倉駅へ、駅を出て右手のアンダーパスを通って“JR横須賀線”鎌倉駅側に出る。

ここからは、今にも降りだしそうな空との戦いで歩を速める。本覚寺(夷尊神)より小野大路を北に向かって妙隆寺(寿老人)から宝戒寺(毘沙門天)へ、この頃には雨も降りだしてきたので雨宿りも兼ねて、鶴岡八幡宮へ向かう途中のお蕎麦屋さんに入り、天ぷら蕎麦を注文し待っている間“板わさ”をつまみに“焼酎の蕎麦湯割り”を呑む。冷え切った体が一気に温まる。

充分にエネルギーを充填して鶴岡八幡宮へ、太鼓橋を入ったすぐ右手の源氏池の中島にある旗上弁財天社で7つ目のご朱印をいただく。源氏池では雨の中たくさんの“ゆりかもめ”が羽を休めていた。

平家池の角を右折し今日一番の長距離?(約20分)を歩く。右手に“けんちん汁”発祥の寺“建長寺”が見えてくるが、今日は寄らずに先を急ぎ横須賀線の踏切を越えれば、最後の目的地“浄智寺”が左手に。

石段を登り惣門をくぐると正面に鐘楼門、右手の受付で拝観料を納めて散策路を進む。洞窟内の布袋様の『私の腹』のように『黒ずんだお腹』を撫でて元気をもらって方丈へ、七福神最後のご朱印(布袋尊)を頂き今日の参詣を完了した。5分程歩き横須賀線の北鎌倉駅から帰宅の途についた。

古来“七福神巡り”は正月の行事とされていますが、それぞれの寺社にそれぞれの“趣”があり、季節が変わればまた違った景色を見せてくれるだろう。今度は北鎌倉から“歩き”で巡拝しようかな!

 

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